今流行りのマンガとアニメ、“鬼滅の刃”を知らない人はいないだろう。
その作品には様々な名場面があるが、中でも有名なのは『パワハラ会議』だと思う。
これは鬼側の総大将である鬼舞辻無惨が、下級幹部の1人、“下弦の伍”である塁の敗北を受けて、残りの5名を呼び集め、総括を求める場面である。
その様子は原作やアニメを観て頂ければ分かるのだが、通称『パワハラ会議』と呼ばれるだけあって、現代で言えば、「証券会社の営業本部長が営業成績下位の支店に乗り込んで、支店長以下の営業員達を吊し上げる場面」と、よく似ているのだという。
私はその場面を見ていて、顕正会の『パワハラ座談会』と似ているなぁと思ったので、以下にこれを再現したいと思う。
男子部副総男子部長:鬼舞辻無惨
男子部某隊長:下弦の肆、零余子(むかご。作中では下弦唯一の女の鬼だが、ここでは男とする)
男子部某隊支隊長A:下弦の陸、釜鵺(かまぬえ)
男子部某隊支隊長B:下弦の参、病葉(わくらば)
男子部某隊支隊長C:下弦の弐、轆轤(ろくろ)
男子部某隊支隊長D:下弦の壱、厭夢(えんむ)
支隊長A:「誰だ?」
副総男子部長:「今日の弘通は何名だ?全員報告しろ」
支隊長A:(鬼舞辻副総男子部長……!関東の男子部隊全てを統括している方だ……!初めて見た。普段は本部会館にいて、地方会館に来館されることなど滅多に無い……!何という凄まじい覇気……!)
副総男子部長:「私が問いたいのは1つのみ。『何故に誓願を達成しただけで満足しているのか?』。与えられた目標数字を達成したからといって、終わりではない。そこから始まりだ。より対象者に連絡を取り、より弘通を上げ、広宣流布に繋げる為の始まり。お前達はこの数ヶ月で、どのくらい伸ばした?」
そして吊し上げられる支隊長A。
支隊長A:「今すぐ対象者に連絡します!このまま入信に繋がるかもしれません!先ほども電話しましたが、不在だったのです!明日の結集についても、全員召集します!リストの上から順に電話します!申し訳……ギャッ……!!」
支隊長B:(何でこんなことに……!転属させられるのか?)
いや、無惨部長にガッツリ食われていたのだが……。
支隊長B:(せっかく支隊長に昇格できたのに……。なぜだ……?なぜだ……?俺は、これから、もっと……もっと……)
副総男子部長:「私よりも総男子部長の方が怖いか?」
隊長:「……いいえ!!」
副総男子部長:「お前はいつも総男子部長との面談があれば、私を告発しようと思っているな?」
隊長:「いいえ、思っていません!私は命を懸けて、浅井先生の為に戦っております!」
副総男子部長:「お前は私が言うことを否定するのか?」
……グシャッ!(はい、2人目終わったー!!)
支隊長B:(ダメだ……お終いだ……。思考は読まれ、肯定しても否定しても詰められる。この場で数字を出せるはずもない。逃げるしかない!)
支隊長B、遁走を図る!
支隊長D:(愚かだなぁ……)
支隊長B:(何とか逃げ切れ!何とか……)
しかし、捕まってしまった!
副総男子部長:「もはやこの隊の隊長以下の役職は、誓願達成率上位3名だけで良いと思っている。残りの者は役職を剥奪する」
支隊長B:(全員ヒラ降格?!そんな……いつの間に、この副総男子部長にそんな人事権が?それで、隊長が告発しようとしていた件も……!?ぐうう……ダメだ……!もう便意が限界だ!)
B、トイレに逃げようとしていたのか!
副総男子部長:「最後に何か言い残すことは?」
支隊長C:「わ、私はまだお役に立てます!わ、私が代わりに……私を代わりに隊長にして頂ければ、私は必ず次回の誓願を達成してみせます!今の弘通の倍はやり遂げてみせます!」
副総男子部長:「黙れ。何故私がお前の為に隊長にしてやらねばならんのだ?甚だ図々しい。自分で新規対象者開拓してこい!」
これ、もう何してもダメじゃん!w
顕正会中間管理職の皆さん、日蓮正宗法華講は十二鬼月はもちろん、鬼殺隊よりもホワイトですよ~。
コメント
う~~~~ん…。
これって日蓮正宗でも結構見聞きしますよ…。
日蓮正宗の場合は「信心でそれを受け止める」わけなんでそんなに大事にはならんけどね…。
講頭さんしか集まらない講頭会での指導なんて涙がチョチョぎれるほど厳しいこと言われたりするんですよ…。(^^;
こんばんは。コメントありがとうございます。
あらま、法華講講頭会もなかなかパワハラですか?w
もしかしたら、講頭会は『パワハラ会議』よりも、『柱合会議』に近いかもしれませんね。
もしも私が講頭会に参加する機会があったら、後で『柱合会議』風にアレンジしてみましょうかw